みなさんこんにちは。ひやまんです。
チャンギ国際空港にはワンワールド系列の航空会社ラウンジが4つ存在しています。
それぞれキャセイパシフィック、カンタス航空、ブリティッシュエアウェイズ、カタール航空です(本当はカンタス航空のファーストクラスラウンジもありますがハードルが高すぎるので今回は見なかったことにしています)。
この度その4つのラウンジを1日で全て回ってきましたのでその方法についてご紹介しようと思います。
結構疲れますが色々と駆使すると1日で回ることが可能です。
半日ほど時間がかかるので、Jewel等も含めてほぼ一日チャンギ国際空港に使うくらいの気構えをお持ちいただければと思います。
チャンギ国際空港にあるワンワールド系ラウンジ
チャンギ国際空港には以下4つのワンワールド系航空会社のラウンジが存在しています。
上記はワンワールドに属している航空会社なので、ワンワールド系列の航空会社利用時に各種条件を満たせば一枚の航空券ですべてのラウンジを巡ることが可能です。
※基本的なお話ですが、ワンワールドエメラルド/サファイアなどのステータスを持っていない状態、かつ、エコノミークラスではそもそも利用できません。
ラウンジ制覇に対する課題
通常ラウンジホッピングをする場合はワンワールドエメラルド/サファイアなどのステータスを持つかビジネスクラス以上のチケットを持っていれば問題はあまり発生しません。
が、今回はラウンジ数が多いことと空港が広いこともあり以下のような課題があります。
キャセイパシフィックのラウンジだけT4にある
基本的にワンワールドの便はT1から出発することもあって、各航空会社ラウンジもT1に集積されています。
が、なぜかキャセイパシフィックのラウンジだけはT4に設置されています。
T1~T2~T3はスカイトレインで結ばれているのでスムーズに移動できますが、T4は離れたところにあるためスカイトレインが使えません。
別の移動手段に頼る必要があります。
ラウンジ数が多いため時間がかかる
これは単純な話ですが、各ラウンジに1時間滞在するとして4ラウンジで4時間必要です。
各種移動時間、ラウンジ滞在時間、登場ゲート前の待機時間などを考えると少なくとも5~6時間位はほしいところです。
ところが各航空会社のチェックインカウンターは3時間前にオープンするのが基本です。
手ぶら&オンライン・チェックイン済みであればもっと早く出国審査を済ませられますが、多くの場合は預け荷物を持っての移動となることが考えられます。
カタール航空のラウンジはビジネスクラスのみである
他の3ラウンジはワンワールドエメラルド/サファイアのステータスで入場が可能です。
が、カタール航空のラウンジはステータスでの入場ができず必ずビジネスクラス以上のチケットが必要です。
各ラウンジの営業時間が限られている
すべてのラウンジが日中ずっとオープンしているわけではありません。
各航空会社の便が出る時間帯に合わせてオープンしています。
特にカンタス航空は曜日によって午前中だけ空いていたり午後だけ空いていたりと変則的です。
すべてのラウンジを巡るためには自分が搭乗する便をラウンジのオープン時間に合わせる必要があります。
課題の解決策
各課題は以下のように解決することが可能です。
残念ながらビジネスクラスのチケットだけは購入する必要があります。
T1→T4はシャトルバスで移動する
T1からT4へは無料のシャトルバスが運行されていますので、そちらを使用することで移動が可能です。
ただし片道20分くらい、バスの待ち時間も考えると30~40分はかかるため時間に注意が必要です。
シャトルバスの搭乗場所は時間などの詳細については下記記事をご参照ください。
アーリーチェックインで早期出国し時間を確保する
通常、航空会社でのチェックインはカウンターがオープンする3時間前からですが、チャンギ国際空港ではアーリーチェックインを行うことが可能です。
Jewelの1階にアーリーチェックインカウンターがあり、そこで最長12時間前からチェックインが可能、かつ、トランクなど大きな荷物も預けることができます。


アーリーチェックインの対象となる航空会社はディスプレイで掲示されています。
記事執筆時点でANAは対象外のようですが、今回のラウンジ巡りで重要となるワンワールド系列では日本人がよく使うJALが利用可能なので日本人にはありがたいシステムです。

短距離便のビジネスクラスを購入する
カタール航空のラウンジに入るためにはどうしてもビジネスクラス以上の航空券が必要になります。
なるべくお金をかけないでどうにかすることを考えると、短距離便のビジネスクラスを購入するのが一つの解決策になるかと思います。
ワンワールドに属していれば航空会社は問われないので、今回はマレーシア航空のSIN→KUL便(MH616)のビジネスクラスチケットを利用しました。
搭乗便は夜便とし、キャセイパシフィックのラウンジを先に利用する
4つのラウンジのうちブリティッシュエアウェイズのラウンジだけは午後のみの営業となっています。
そのため同日中にすべてのラウンジを回る場合は必然的に夜便(最低でも夕方)のフライトを利用することになります。
ラウンジを巡る順序について、キャセイパシフィックのラウンジを先に巡ってしまうのが良いです。
キャセイパシフィックのラウンジは朝7時からずっとオープンしているためいつでも行けますが、T4にあるため移動に時間が取られてしまうためです。
キャセイパシフィックの後は午後のオープン時間が早い(13:50)カンタス航空で次にお隣のブリティッシュエアウェイズ、最後にカタール航空が良いかと思います。
実際のラウンジホッピング
というわけで実際の様子です。
搭乗便は19:20発の便で12:30頃空港到着しラウンジホッピングを始めましたが、時間に余裕は全然ありませんでした。
アーリーチェックイン@Jewel
チャンギ国際空港に12:30頃に到着し、アーリーチェックインを行いました。
マレーシア航空のSIN→KUL便(MH616、19:20発)でしたが問題なくてチェックインを実施、荷物を預けるときに若干手こずりましたが、15分くらいで完了です。

出国審査通過、T1からT4へ
T1で出国し、シャトルバスでT4へ移動します。
T1のシャトルバスはC21ゲート付近から出ています。
待ち時間と移動時間を含めて大体30分程度かかりました。

T4のキャセイパシフィックラウンジ
T4に入ってちょっと行ったところにあります。

1時間ほど楽しみました。
ラウンジの様子は以下をご参照ください。
T1に戻りカンタス航空のラウンジへ
T4からシャトルバスに乗ってT1に戻り、カンタス航空のラウンジを利用します。
運良くシャトルバスにはすぐ乗れたのですが、この時点ですでに3時前になっていました。

ここでも1時間ほど楽しみました。
ラウンジの様子はこちら。
ブリティッシュエアウェイズのラウンジへ
カンタス航空のすぐとなりがブリティッシュエアウェイズのラウンジだったのでそのまま移動しました。

こちらはお酒類が充実していましたが、ひやまんはお酒を飲まないためあまりおもしろくなかったので30分くらいで出ました。この時点で5時前くらいです。
ラウンジの様子はこちら。
カタール航空ラウンジへ
ブリティッシュエアウェイズのラウンジを後にしてカタール航空のラウンジへ。徒歩5分ほど離れています。

こちらではシャワーを浴びたり、ダイニングでステーキを頂いたりなど1.5時間ほど滞在しました。
マレーシア航空の短距離ビジネスクラスのチケットでしたがちゃんと入場できました。
ラウンジの様子はこちら。
これにて今回のチャレンジ完了です。
ラウンジ制覇の感想
フライトの7時間前に空港入りしましたが、ラウンジホッピングしているとあまり時間に余裕はありませんでした。
余裕を持つならもうちょっと早めに空港入りするか、遅い便にしたほうが良いかもしれません。特にT1とT4の間の移動に時間がかかる印象です。
とは言えT4のキャセイパシフィックのラウンジはおしゃれでヌードルバーもあるなど今回の4ラウンジの中では1番印象が良かったので外すには惜しいラウンジです。ラクサが本当に美味しかった。
個人的にラウンジランキングを付けるとしたら、
キャセイ→カタール→カンタス→ブリティッシュエアウェイズ
という感じです。
なので積極的にキャセイのラウンジ、あるいはカタール航空のラウンジを狙っていきたいところです。
が、ビジネスクラスなんてそんなに頻繁に乗るものでもないですし、空港にもそんなに早く来る必要もないので、通常はカンタスのラウンジを使うのが良いかなと思いました。十分ご飯も美味しいです。
移動が多くて疲れたのとご飯も食べすぎてお腹がパンパンになって大変でしたが、たくさんラウンジを回れて楽しかったです。
でも次回はもうやらないと思います笑
まとめ
チャンギ国際空港のワンワールド系列航空会社ラウンジ制覇についてご紹介しました。
カンタスのファーストクラスラウンジは流石に外しましたが残る4箇所は全て回れたので大満足です。
キャセイパシフィックのヌードルバーで食べられるラクサは本当に美味しかったです。
時間の有り余ったワンワールドユーザーは是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
旅先のホテル探しは、海外ホテルも国内ホテルも予約可能な、世界最大級の宿泊予約サイト Booking.comがオススメです!
- 難解なポイント制度やクーポンは無し!単純に安い!
- genius(ジーニアス)会員でホテル宿泊料金10%OFF特典も!
- 基本は前払い不要で現地払い!キャンセル無料ホテルも多数!
航空券の手配は自分でできるけど、旅行先での観光手配がちょっと不安...
そんなときは現地ツアーの活用がオススメです!
klookでは国内海外問わずディズニーランドや各種人気スポットのチケット手配から、日帰り観光ツアーまでご用意可能です!
ぜひご利用してみてください。

コメント