みなさんこんにちは。ひやまんです。
今回はボローニャを観光してきましたのでご紹介します。
”赤い街”と表現されることもあるボローニャですが、レンガ造りの建物が立ち並び異国情緒溢れており、歩いているだけでも楽しめました。
2024年11月に訪問しました。
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【ご参考】周遊ルート
今回はミラノからスタートして以下のルートでイタリアの北部を周遊してきました。
前後の機中泊含めて全23日の行程です。
- INミラノ
3泊。”最後の晩餐”鑑賞の他、ベルガモ観光、バルビアネッロ邸など
- ラベルベネチア
3泊。ミラノからの道中ベローナ、パドヴァを観光。
- ラベルボローニャ
4泊。ベネチアからの道中フェラーラを観光。サンマリノ日帰りなど。
- ラベルフィレンツェ
2泊。ウフィツィ美術館など
- ラベルジェノヴァ
3泊。フィレンツェからの道中ピサを観光。日帰りでモナコ観光など。
- ラベルトリノ
2泊。トリノ王宮など。
- OUTパリ
3泊。ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿など。

サント・ステファノ聖堂群
サント・ステファノ聖堂群は5世紀から20世紀にかけて複数回の増改築と復元を繰り返してでき上がった聖堂郡です。
エルサレムの聖墳墓教会を模していると言われています。
元々新生な場所として存在していたらしく、西暦80年ごろにはイシス神(エジプトの神?)を祀る神殿が存在していたそうです。
なんの気なしに入りましたがなかなかどうして見ごたえのある教会でした。
真面目に見るなら1時間位は見ておいたほうが良いかもしれません。

アクセス・入場料
マッジョーレ広場からは徒歩で7~8分ほどの場所にあります。
ちなみにボローニャ中央駅からだと徒歩30分程度です。
歩けなくはないですがバスで移動したほうが楽かと思います。
入場料はなんと無料です。
外観
というわけでやってきたのだ

外観は何の変哲もない教会ですが、実は奥に結構な面積が広がっています。
入口の扉はステンドグラスのかっこいい紋章入りです。

ちなみに教会の前はこんな感じの広場になっています。

聖十字架教会(1~3)
入ってすぐの空間はこんな感じです。
見た感じで手前と奥の空間で年代が違いそうだなというのが見て取れます。
階段がついていて空間が別れているのも珍しい構造です。

ドアのステンドグラスがなかなかきれい。

壁面には宗教画が飾られています。

奥の祭壇の下の方には殉教者聖ヴィターレさんとアグリコーラさんの棺が安置されています。


これだけでも一つの教会見学として十分満足できるレベルですが、上記の階段の左手からさらに別の教会に接続しています。
セポルクロ聖堂、サン・ヴィターレとアグリコラ教会(4、5)
聖十字架教会から小さなドアを通って抜けた先には先程とはまた全然異なった趣の空間が広がっていました。

この空間はこの複合建築の中で一番古い部分で、元イシス神殿のあった場所とのこと。
5,6世紀にキリスト教の洗礼堂になり、11,12世紀にセポルクロ聖堂になり現在に至ります。
更に小道を通って奥の方に行くとサン・ヴィターレとアグリコラ教会につながります。

なんだか古そうな壁画

ピラトの中庭など
先程の空間を抜けた先はピラトの中庭(6)と呼ばれる空間です。
こちらはサン・セポルクロ教会側の入口。

トリニタ教会(7)に続いています。

中は小さな教会で礼拝スペースが有りました。

こちらは回廊(8)。
井戸があるだけでシンプルな広場でした。

こちらは奥に進むと博物館的な展示スペースになっていました。


というわけでこちらでおしまいです。
ボローニャの斜塔・マッジョーレ広場・ネプチューンの噴水
サント・ステファノ教会群をあとにしてボローニャの中心地、マッジョーレ広場に向かいます。
サント・ステファノ教会群方面から行くと道中ボローニャの斜塔の横を通ります。

有料ですが内部は登ることができるようです。
このときは工事中でなかに入ることはできそうにありませんでした。

というわけでマッジョーレ広場に到着です。
こちらはサン・ペローニオ聖堂です。

広場前は大変賑やかで音楽を演奏している人やら汽車のような何かが走っていたりしました。

聖堂側から広場側を撮影。
向かいの建物にはツーリストオフィスが入っている模様です。

ちょっと西の方に行くとネプチューンの噴水があります。

違う角度から見るとちゃんとトライデント(三叉の槍)を持っています。

いろんなところから水が出ているのですが、人魚の像は本当にこれで良かったのだろうか。

サンペトローニオ聖堂
というわけでサンペトローニオ聖堂を見物します。
イタリア最大級のゴシック様式の教会で、未完成のファサードが有名です。
14世紀末から建築が行われていますがファサードの上半分はレンガがむき出しで未完成の状態です。
当初はローマのサン・ピエトロ大聖堂より大きな教会を目指したものの、バチカンからの圧力によって規模を縮小したという歴史があったりもします。

営業時間が午前と午後に別れている点と、服装や持ち物に少々制限がある模様です。

入口はなんだかごっつい方々が警備していますが入場料は無料です。

入ってすぐの光景がこちら。
サン・ピエトロ大聖堂クラスを目指していただけあって奥行き高さとも結構広いです。

ステンドグラスが大変綺麗。

中央の十字架

荘厳な感じの彫刻。

奥の方には有料ゾーンもありました。
調べた感じ上階のテラスにも有料でのぼれるみたいなのでここから行けるのかもしれません。


その他、このときは知らなかったので気づきませんでしたが世界最大級の日時計が床に刻まれているそうです。多分十字架のあたりかなあ。
サン・ドメニコ聖堂
マッジョーレ広場から徒歩で10分ほど移動してサン・ドメニコ聖堂を見物します。
こちらの聖堂はドミニコ会の創設者であり、ボローニャで亡くなった聖ドミニコさんの遺体を安置するために建てられた教会です。

入ってすぐの空間はこんな感じ。
白基調ですが赤い柱がアクセントになっていてなかなかおしゃれな雰囲気です。

シャンデリアがガラス製なのはベネチアが近いからだろうか。

正面の祭壇

天井の装飾が見事です。

中央の祭壇右側にある聖ドメニコ礼拝堂。

こちらも天井までびっしり装飾が施されています。

全体の素晴らしさもありますが、実はこの石像(正確には棺ですが)の一部はミケランジェロの作品だったりします。

また、有料でしたが奥の方で所蔵されている美術品を見ることができました。






聖人が会議を行いそうな空間も見れます。

椅子の模様が一つ一つ違っていて手が込んでいます。

祭壇側から入口を眺めつつ退散します。

ボローニャでボロネーゼを食べる
せっかくボローニャに来たのだからボロネーゼ(ラグー・アッラ・ボロニェーゼ)を食べずに帰るわけには行きません。
というわけで宿の主人に勧められたこちらのお店でボロネーゼをいただきました。

店内の様子はこんな感じ。

メニューはこちら。
写真1枚目、Traditional First Courses欄のTagliatelle alla Blognese con ragu di carneがいわゆるボロネーゼとのことでそちらを注文します。





というわけで届いたのがこちら。
ちょっと甘みがあって大変美味しかったです。

お値段はお水とコペルト(チップ的なやつ)込で18.6ユーロ(約3,000円)でした。

その他
サン・ジャーコモ・マッジョーレ教会にも行きましたが内部撮影NGでした。


サント・ステファノ聖堂群近くのいい感じの通路

根本が面白い形状の街灯

エモい街角

夕食

【ご参考】イタリアの観光ツアー
イタリア旅行と言えばローマやフィレンツェの歴史ある街歩きも良いですが、やはりピサの斜塔などの歴史的建造物を見に行ったり、最後の晩餐などの芸術に触れてみたいものですよね。
kkdayではローマの一日観光ツアーからフィレンツェのウフィツィ美術館やポンペイの遺跡を巡るツアーなどなど多数のオプションが用意されています。
すべて個人手配の観光も良いものですが、時間が限られた観光旅行ではツアーを活用した効率的な観光もオススメです!
まとめ
ボローニャ観光についてご紹介しました。
個人的にはサント・ステファノ聖堂群が大変良かったです。
事前知識なくGoogleMapで目立ってるからという理由でなんとなく行った教会でしたが、外見よりも内部空間が広く意外性もあって大変楽しかったです。
最初は奥への道に気づかずに聖十字架教会だけで帰ってしまいそうになりましたが全部見られてラッキーでした。
また、サンドミニコ聖堂も無料の範囲内でも美術品がたくさんあって見応えあっておすすめです。
ミケランジェロの作品も見られるのはなかなか良いと思います。
というわけでみなさまもボローニャ観光をしてみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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