みなさんこんにちは。ひやまんです。
今回は中央アジアの宝石とも呼ばれるウズベキスタンの都市、サマルカンドへ行ってきたのでご紹介します。
青いタイルが織りなすイスラム建築の美しさは本当にすごかったです。歴史と迫力に圧倒され、写真フォルダが爆発しました。
ウズベキスタンは日差しが強いので夏に行くのであれば帽子とサングラスも有ったほうがいいかもしれません。
2023年6月に訪問しました。
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タシケントからサマルカンドへ移動
今回のサマルカンド旅行は、首都タシケントからの移動から始まりました。
朝食を取れなかったのでホテルがランチボックス用意してくれた(サンドイッチ)
朝早い列車だったので、ホテルで朝食を食べる時間がありませんでした。
でも、さすがホスピタリティ大国ウズベキスタン。
事前に伝えておいたら、なんとランチボックスを用意してくれたんです!
中身はシンプルなサンドイッチでしたが、こういう細やかな心遣いは本当に嬉しいですよね。これで電車の時間までお腹を持たせられました。

中身はこんな感じでした。


タシケント駅~サマルカンド
というわけでタシケント駅へ。

タシケント駅は、駅に入るのに飛行機に乗るみたいにセキュリティチェックが必要でした。
荷物をX線に通して、ボディチェックも受けるので、時間に余裕を持って駅に行くことをオススメします。
念の為チケットを印刷しておきましたが、Eチケットをスマホ表示で大丈夫でした。
チケットの購入方法はこちらを参照ください。

駅構内は地味にWi-Fiが使えます。
しかも結構早い。

こちらが乗車した高速列車「アフラシアブ号」。外観はヨーロッパの特急列車みたいでかっこよかったです。


車内は、座席も広くて快適でした。長時間の移動ですが、清潔感があって安心できます。


車内販売ももちろんありましたが、驚いたことに、謎のランチが無料で提供されました。
朝食をスキップした身としては本当にありがたかったです!さっきもサンドイッチ食べたけど、また食べるのが旅。


車窓からは、地平線まで広がる広大な草原が見えました。日本の景色とは全然違って、中央アジアに来たんだな~という実感が湧いてきます。

サマルカンド駅到着
約2時間ちょっとでサマルカンド駅に到着!移動が速くて助かりました。


駅を出ると同時に、待ち構えていたタクシーの呼び込みがすごかったです。
みんな「最安値だ!」と声をかけてきますが、僕は賢く(?)ウズベキスタンの配車アプリYandex Goを使いました。
案の定、呼び込みの最安値よりも安かったので、やはり現地ではアプリを使うのが正解ですね。
サマルカンドでyandex使えたけどクレカはダメで現金払いのみでした。
— ひやまん@今年はワンワールド (@hiyaman_blog) June 24, 2023
ちなみに駅で客待ちしてるタクシーは40kでホテルまで行くぜ!ローカル価格だぜ!とか言ってましたがyandex で15kでした。 pic.twitter.com/sVhcz5hKgL
サマルカンド観光
いよいよサマルカンド観光のメインイベントです!
レギスタン広場
サマルカンドの象徴といえば、ここレギスタン広場。

3つのメドレセ(神学校)が並ぶ姿は、迫力がすごいです。
もちろんチケットが必要で、外国人は50,000スム(約600円)でした。

建物の近くまで行くと、その迫力と、壁一面に施された繊細な幾何学模様に圧倒されます。

驚いたのは、これらの建物の中が博物館になっているかと思いきや、お土産屋さんが並んでいます。

豪華絢爛な歴史的建造物の中で、マグネットとか小物が売られているのを見ると、なんというか俗っぽいなぁと感じてしまいました。

でも、そのギャップがウズベキスタンの面白さかもしれません。
中にはおしゃれなカフェもありましたよ。

特に目を引くのは、虎の絵が描かれた壁。
イスラム教では偶像崇拝が禁止されているので、生き物の絵が描かれているのはかなり珍しいんですよね。


広場の周りは手入れされた芝生が広がっていて、緑が多かったです。日陰でアイスを食べている地元の人もいて、観光地でありながら市民の憩いの場にもなっているのが素敵でした。

そして、夜になると広場全体がライトアップされます!これがまたド派手で、まるでゲーミング広場みたいになっていました。

昼間の厳かな雰囲気とは打って変わって、幻想的な光景が見られます。

グーリ・アミール廟
レギスタン広場からは歩いて20分くらい。少し離れたところにあるのが、英雄ティムールが眠るグーリ・アミール廟です。

レギスタン広場に比べると建物は小さいんですが、内部に入ると天井の装飾が見事なんです。まるで万華鏡を覗いているかのような、吸い込まれるような美しさでした。



シャーヒ・ズィンダ廟群
ここもサマルカンド観光で外せないスポット!シャーヒ・ズィンダ廟群です。

チケットは外国人で40,000スム(約520円)でした。
通路の左右に、これでもかとばかりにターコイズブルーの壁が並んでいて、本当にきれいでした!どこを見ても絶景で、写真を撮る手が止まりません。
どこで撮っても様になります。

廟内の壁の装飾は一つ一つ異なっていて、紺色や白色、ターコイズブルー、グリーンなど、タイルやフレスコ画の組み合わせが個性的で面白かったです。




扉の細工も細かくて、職人さんの技術の高さに感動しました。

残念ながら、ところどころ修復中の部屋もありましたが、逆にその様子から歴史を感じることができました。
ビビハニム・モスク
シャーヒ・ズィンダ廟群からまた歩いて30分くらいの場所にあるのが、ビビハニム・モスクです。
他はさておきとにかくデカい。

他の豪華な建物に比べると、少し地味に感じるかもしれませんが、その巨大な廃墟のような姿から、ティムール時代の壮大なスケールと歴史の重みが伝わってきました。




シヨブ・バザール
レギスタン広場から歩いて15分くらいのところにある大きな市場がシヨブ・バザールです。

野菜、お肉、お菓子、ナッツ、ドライフルーツ、パン、お土産、洋服など、とにかく色々売られていて賑わっていました。



カラフルなパン(ノン)や、積み上げられた野菜を見ているだけでも楽しい気分になれます。



ここでは友人へのお土産に、人形を買ってみました。

その他・食事
サマルカンドに来たからには、やっぱりウズベキスタン料理を食べないと!
プロフを食べる
ウズベキスタン料理の代名詞といえばプロフ!

ピラフっぽいパラパラした食感を想像していたんですが、実際は結構脂っこくてしっとりしていました。
お肉と野菜がご飯と一緒によく煮込まれていて、見た目以上にボリュームがあります。
ヨーグルト、硬いパン、サラダと共に提供されるのが一般的でした。
このサラダ、どこで食べてもトマトがメインで出てきます。
ウズベキスタンではサラダと言えばトマト出しておけばいいだろ的な感覚があるようです。
トマト嫌いにはちょっときついかもしれません(笑)。
シュルパを食べる
もう一つ、ウズベキスタンの伝統的なスープシュルパも食べてみました。(左のスープ)

そのへんの食堂に入って適当に注文したんですが、これが美味しかった!牛肉と野菜がたっぷり入っていて、結構味がしっかりしています。寒い時期だったので、体が温まって大満足でした。
その他
いい感じの小道

夕暮れ

Tシャツサンダル短パンの小汚い格好でも入れてくれたレストラン。
テラス席はレギスタン広場がよく見えます。おすすめ。

メニュー表(価格は当時のもの)

プロフ屋のアニキ

道端で売られるパン

どこかわからないモスク


こっちがオリジナルのタイルで、上のタイルは修復後とのこと。

★ウズベキスタン旅行前にオススメのマンガ★
中央アジア一帯を舞台にし、シルクロード地域の生活文化を題材にしたこちらのマンガ(乙嫁語り)がオススメです。
アラル海~カスピ海あたりが主な舞台ですが、主人公が住むブハラ近辺のお話も出てくるので旅がより楽しくなること請け合いです。
単純にマンガとしても面白く、作者特有の緻密な絵も見事なので旅行関係なくオススメです。
まとめ
サマルカンドの観光についてご紹介しました。
レギスタン広場やシャーヒ・ズィンダ廟群など、青の装飾が織りなすイスラム建築は想像以上の迫力と美しさでした。
とにかく見どころが多く、歩き回るので、歩きやすい靴はマストですね!
あと日差しが強いので夏に行くのであれば帽子とサングラスも有ったほうがいいかもしれません。
サマルカンドはタシケントからも高速列車で行けるので、ウズベキスタンにご興味があればぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
疲れましたが、歴史と異国情緒が垣間見えてなかなか楽しかったです。
でわでわ。ごきげんよう!
航空券の手配は自分でできるけど、旅行先での観光手配がちょっと不安...
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