みなさんこんにちは。ひやまんです。
ワンワールドファーストクラスで世界一周前半の最終ファーストクラス便です。
今回はシドニーからシンガポールへカンタス航空で移動します。
ご飯は美味しかったですが他の航空会社に比べるとシートの形状がなんか微妙でした。
2024年9月に搭乗しました。
【ご参考】世界一周ルート
こちらの記事で考えたルートそのままで航空券を取りました。
途中香港から一時帰国もできるので一度に長期の休みがなかなかとれない場合にもおすすめです。
今回のフライト
今回搭乗するのはカンタス航空が運行するシドニー15:55発ーシンガポール21:05着のQF1便です。
フライト時間は約8時間です。
B777-300ER、ファーストクラスは6席
QF1便はA380という機体で運行されています。
ANAのハワイ便やエミレーツやカタール航空などでよく使われている機体ですね。
全体で485席、ファーストクラスは14席、ビジネスクラス70席、プレミアムエコノミークラス60席、エコノミークラス341席です。
A380は2階建てですが、ファーストクラスは1階のMAIN DECKに配置されています。

詳しくは公式サイトをご確認ください。
【余談】SYDーSIN間は以遠権フライト
QF1便はシドニーからロンドンへ飛ぶフライトにつけられている便名ですが、シドニーからロンドンまで直接フライトすることができないようで、一度シンガポールに停泊してからロンドンに飛ぶ運用になっているようです。
ちょうどエミレーツの香港→ドバイ便と同じような運用ですね。
こちらの便はバンコクで一度停泊しますが、香港→バンコク便が2時間にも関わらずファーストクラスが設定されており、格安で乗れるのでお試しで乗ってみたい人にはおすすめです。
世界一周航空券で一気にロンドンまで行くとどういう扱いになるのか気になるところではありますが(フライトナンバーが一緒なので乗り継ぎでもストップオーバーでもないので、扱い的にはアジアをすっ飛ばしくてヨーロッパに行くことになる?)、今回はシンガポールから香港に行くので検証はまたの機会があればやろうと思います。
【余談】2025年末にこの路線はなくなる模様
こちらの記事によるとカンタス航空は同路線にA350-1000を投入して直行便にする計画があるようです。
A380のファーストクラスに乗りたいのであれば2025年中にこの路線に乗るほうが良さそうですね。
しかしながらフライト時間20時間の世界最長路線(予定)のファーストクラスというのも乗ってみたいところなので悩ましいですね。
チェックイン~搭乗まで
今回はメルボルン空港でチェックインからの乗り継ぎなのでそのままセキュリティチェックを通過していきます。

からのファーストクラスラウンジ。
美味しい食事と無料のマッサージを楽しみました。

ラウンジの詳細はこちらを御覧ください。
フライト
というわけで乗り込みます。

今回搭乗するA380。2階建てです。でかい。

座席の様子
こちらがQF1のファーストクラスシートです。
座席は3Kで、右側の窓側席となっています。

JALやANAは壁に平行な座席でしたが、QFの座席は変形型ヘリンボーンタイプのような形状をしています。荷物も頭上に格納するタイプです。
面積で考えるとビジネスクラスよりはかなり広いのですがなんだか変な間取りの賃貸に住んでしまったような微妙な気持ちになります。
K3からの眺めがこちら。

1-1-1の並びですが、中央の座席は仕切りが開けしめできるようになっているみたいですね。
シートに個室ドアがありませんが、隣の人と目が合うことも無いのでそこそこプライベート感が保たれているといった印象です。
座席正面の壁の足元の方には充電用のアウトレットがついています。
形状がユニバーサルタイプだったので変換器がなくても日本の充電器等がそのまま使えます。

座席は回転させることができ、モニター側に回転させるとこんな感じになります。
もう最初からこれでいいのではないだろうか。

サイドテーブル。
小さな引き出しが2つあり、その一つにヘッドフォンが収納されていました。
こちらも椅子を回転させないとちょっと遠いし、なんでこんな構造にしたのだろうかと思ってしまいます。

座席の角度などはシート横のタッチパネルから調整が可能です。

座席にはマッサージ機能がついているのでその操作や窓の開閉、ディスプレイの操作も可能です。
やや怪しいですが日本語対応済みでした。

取り外して操作も可能です。

それとは別に旧式のコントローラーもついていました。謎。

ベッド形状にしたところ。

アメニティ
アメニティポーチはカンタスのオリジナルのようでした。

スリッパは滑り止め付きです。ほかでは見たことがありません。

アメニティの中身は歯ブラシ、耳栓、靴下、スキンケア製品などなど。
スキンケア製品はLaGaia Uneditedのものでした。
ポーチが他社に比べてサイズが大き目&開け締めしやすくPCの電源や充電ケーブル入れとして活躍してもらっています。

こちらはパジャマ。中身はぼちぼちでした。

食事類
昼便8時間のフライトですのでお食事は一回だけでした。
ドリンク
ウェルカムドリンクにシャンパンを。
銘柄はポメリーでした。

おつまみにオリーブとナッツをいただきました。
座席正面の壁に小さなテーブルがついているのですが小皿類はここに置く仕様のようです。

その後キャビアも出してもらいました。

その他ドリンクメニューはこちら。
お酒の良し悪しは詳しくないですが一通り揃っている印象です。
最近は炭酸水か紅茶しか飲まなくなったので確認してませんがソフトドリンクとしてコーラやスプライトはあると思います。


食事
食事メニューはこちら。
基本洋食ですが、一部バリ料理っぽいのが入っているのがオセアニアの航空会社っぽいところでしょうか。


というわけで最初のお品。
サーモンとそばのサラダです。
美味しかったのですができれば別々に食べたかったという気持ちになりました。
ちなみにテーブルはサイドテーブルから大きなテーブルを引き出して使用しています。

メインディッシュはラムカツレツ。
こちらはとても柔らかくて大変美味しかったです。

デザートはパンナコッタにしました。

そして着陸前にアラカルトからビーフステーキサンドイッチを。
お腹が空いてなくてももったいなくて頼んじゃうこの精神をどうにかしないといけないなと思いながら食べました。美味しかったです。

その他
トイレ
お手洗いには窓がついていました。
アメニティはLaGaia Uneditedです。


歯ブラシ、ひげ剃り等も用意されているのがなかなかポイント高いですね。

ラウンジ
前方の階段が2階にあるラウンジに繋がっています。

こんな感じでソファ席があるのでここでリラックスすることが可能です。
ただビジネスクラスと共用なのでタイミングによってはちょっと騒がしかったりします。


ドリンクやスナックの用意もありました。


カンタス航空のファーストクラスに搭乗した感想
特に悪いところは無いのですが、座席の構成が気になって他のことがあまり頭に入って来ませんでした。もうちょっとやりようあったんじゃないかね?
シート空間の面積は確かに広いではあるのですが、せっかく1-1-1構成で作っているのだからわざわざ座席を斜めにして空間を稼がずにもっと広々感じる配置にしても良かったのではないだろうかと思ってしまいました。
同じ路線でシンガポールまで行くorロンドンまで行くのであればSQの方が良いかなと思います。もしくはJALで日本経由で行くとか。
将来就航するシドニーーロンドンの直行便は気になりますが、それ以外では積極的にカンタスは選ばなくてもいいかなと思いました。
選択肢がブリティッシュかカンタスしか無いのであればカンタスですかね。
まとめ
カンタス航空のファーストクラスについてご紹介しました。
座席の構成が気になってしまいましたがそれ以外は特に問題なく楽しめるシートかなと思います。
どちらかというとファーストクラスラウンジが素晴らしかったので、ファーストクラスのチケットを購入するよりもワンワールドエメラルドでラウンジ利用を目指すほうがコスパが良さそうに思いました。
ブリティッシュよりはだいぶ良いと思いますので、シドニーからシンガポールまで行く際はカンタス航空に乗ってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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