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oneworldとスターアライアンス両方の世界一周航空券でファーストクラスに乗ってみた感想

みなさんこんにちは。ひやまんです。

先日ついに世界一周航空券を使ったファーストクラス旅行の最終話を投稿しましたので、実際に色々乗ってみた感想などを書き下してみようと思いました。

ファーストクラスに乗る前はこんな想像してたけど実際はこうだったとか、お金払ってまで乗る価値があるのだろうか、などなど適当に書いていくのでちょっとまとまり無いかもしれません。

書き上げてみるとまあまあ長くなってしまった。

目次で気になるところだけでも読んでみて、少しでもこれからファーストクラスに乗ってみようかと考えている皆様の参考になったら幸いです。

【ご参考】世界一周航空券について

世界一周航空券とは、ルートや利用可能なアライアンスに色々と制約はあるもののお得に地球を一周できる航空券のことです。

2025年6月現在、ワンワールドスターアライアンスが提供しています。

残念ながら上記に並び三大アライアンスの一角であるスカイチームは2025年現在世界一周航空券の提供を行っていません。

ひやまんはワンワールドとスターアライアンス両方でビジネスクラスのチケットとファーストクラスのチケットを購入したことがありますが、とにかく割引率がすごいので時間に余裕があって長期間海外旅行してみたいという人には大変おすすめです。

世界一周航空券の買い方

どちらもウェブサイトから購入が可能ですが、とにかくクセが強いので最初に購入する際は結構戸惑います。

ワンワールドについては記事にまとめてませんがこちらのポストのツリーを読んでいただければ参考になるかと。

スターアライアンスについてはこちらの記事がご参考になるかと。

ファーストクラスルートの考え方など

ファーストクラス自体を設定している航空会社が少なめなのでファーストクラスを満喫したいのであればルートを細かく考える必要があります。

ワンワールドについてはこちらの記事がご参考になるかと。

スターアライアンスについてはこちらの記事がご参考になるかと。

ファーストクラス搭乗実績

2023年から2024年にかけて12航空会社18便に搭乗しました。

詳細は以下の通り

ワンワールド

ワンワールド系列はファーストクラス路線の設定がある航空会社が多めです。

マレーシア航空のファーストクラス(正確にはビジネススイートなのでちょっと違う)以外は乗りました。

航空会社路線
JAL羽田→シドニー便(JL51)
ニューヨーク→羽田便(JL5)
カンタス航空シドニーーシンガポール便(QF1)
キャセイパシフィック香港→ロンドン便(CX251)
ブリティッシュエアウェイズロンドン→バーレーン便(BA125)
バーレーン→ロンドン便(BA124)
カタール航空ロンドン→ドーハ便(QR10)
ドーハ→ロンドン便(QR3)
アメリカン航空ロンドン→ロサンゼルス便(AA135)
ロサンゼルス→ニューヨーク便(AA4)

スターアライアンス

スターアライアンスはワンワールドに比べるとファーストクラス設定路線が少なめです。

ルフトハンザに乗れてないのが個人的には気になるところ。

航空会社路線
ANAニューヨーク→羽田便(NH109)
シンガポールエア成田→シンガポール便(SQ11)
タイ航空バンコク→ロンドン便(TG910)
スイス インターナショナル エアラインズチューリッヒ→ニューヨーク便(LX16)

その他

ワンワールド・スターアライアンスどちらにも属していない航空会社の路線です。

中東の航空会社が多い印象。

謎にやすい路線だったりマイルで乗ったりそんな感じです。

航空会社路線
エミレーツバンコク→香港便(EK384)
香港→バンコク便(EK385)
エティハドロンドン→アブダビ便(EY12)
アブダビ→ロンドン便(EY11)

実際にファーストクラスに乗ってみた結果

ファーストクラスといえば広い座席に美味しい料理、シャンパンとキャビアが出てくるなどなど、乗ってみるまでは漠然と憧れがあるだけでしたが実際に乗ってみたらどうだったかという観点で感想を述べていきます。

やはり座席は広い?

身長168cm体重110kgオーバーの巨漢としては座席の広さはとても気になるところです。

特に横幅。

こちらに関しては基本的に文句なく快適でした。

下記の画像はシンガポールエアのファーストクラスシートですが、写真で見て分かる通りひやまん1.5人分くらいの幅があります。

ただ横幅は正直ビジネスクラスよりちょっと広いくらいな印象です。

どちらかと言うと前後に広く、足を思いっきり伸ばせるあたりが快適さに繋がっているように思います。

下記はタイ航空のファーストクラスシートです。

足元に障害物がありません。

こちらはANAのビジネスクラスのシート。

足元の空間の広さが違うのがわかるでしょうか。

座っているときはビジネスクラスでも不便は感じないのですが、横になる際は足元のスペースがファーストクラスは段違いなのでやはり快適さが全然違います。

微妙なシートもある?

ブリティッシュエアウェイズとアメリカン航空のシートは正直微妙でした。

こちらがブリティッシュエアウェイズのシートです。

なんか足先のスペースがとても狭いし窓も2つしかありません。しかも遠い。

そもそもファーストクラスなのにヘリンボーンタイプなのはどうなんだい?

ちなみにアメリカンもヘリンボーンタイプです。

ブリティッシュに比べるとまだマシですが前後の間隔がなんかちょっと狭い気がします。

カンタスもヘリンボーンタイプですね。

キャセイもヘリンボーンですがこちらは座ってみた感じ上記の3つよりは広く感じました。

ヘリンボーンタイプは上記の4航空会社だけでしたが、キャセイを除いて微妙でした。

特にブリティッシュはほぼビジネスクラスみたいな座席で本当に残念でした。

逆にビジネスクラスだとどんなシートなのか気になります。

シャンパンとキャビアは出るの?

シャンパンは基本的にどこの航空会社も出てきました。

お酒について全然知らないひやまんでも知っているような高級シャンパンが出てきてさすがファーストクラス!という気持ちになったのを覚えています。

ANAやシンガポールエアはクリュッグ

JALはサロン

エミレーツに至ってはドンペリが出てきました

キャビアは航空会社によって出したり出さなかったりですね。無い場合もありました。

大抵の場合はこんな感じでお上品にビンで提供されますが

カタール航空のキャビアです。

エミレーツはお皿に山盛りで出てきました。

流石に笑いました。

JALは食事に合わせて出てきました。

こちらはお魚と合わせて食べましたが味がマッチしていて大変美味しかったです。

ご飯は美味しい?

地上で食べたら1万円くらいしそうな感じでコース料理が出てきます。

基本的に美味しいです。

カンタス航空のラムカツレツ

シンガポールエアの和牛ステーキ

エティハド航空のサラダ

個人的にはキャセイパシフィックのご飯がお気に入りです。

事前にオーダーができるのですが、海鮮系の中華料理を頼んだらアワビが入っていたりととても美味しかったです。

エビフライもめちゃくちゃでかい

クリスマスシーズンだったというのもありますが、スイスエアでは特別メニューでラクレットを出してくれました。

チーズの臭いが結構キツい

ちなみにスイスエアではアラカルトで食べられるクロックマダムがトリュフが効いていてめちゃくちゃ美味しかったです。

美味しすぎておかわりしました。

アメリカンはハンバーガーが出てきて実にアメリカンって感じでした。

タイ航空のご飯はちょっと微妙でした。

CAさんのサービスに違いはある?

基本的にみなさん丁寧に接してくれる&要望があればできるだけ応えてくれるという感じでさすがのファーストクラスという感じでした。

違いがあるとすると航空会社によってフレンドリーさに差があるかなあという印象でした。

一番丁寧なのはANAでしたが正直丁寧すぎて若干居心地悪かったです。

JALも丁寧ですが、塩梅がちょうどよくて個人的にはJAL推しですね。

逆にアメリカン航空なんかはフレンドリーさがありすぎまして、親戚がやってる居酒屋っぽさがありました。

ひやまんの偏見ではありますが、アジア系は丁寧な接客が多く、中東・欧米系はフレンドリーさが売りな雰囲気でした。

航空会社によっては降り際にお土産としてチョコレートをくれたりするのですが(タイ航空やエミレーツでもらった)、スイスエアはCAさんと仲良くなった結果何故か私だけ詰め合わせをもらいました。

シートに違いはある?

ブリティッシュとアメリカン、カンタスはファーストクラスのくせにヘリンボーンシートでちょっと狭かったりしましたが、他はそこまで大きな違いは無いかな?という印象です。

概ねはこんな感じで窓3つ分くらいのスペースに少し幅広の座席という構成が一般的?なようです。

スイスエアはシートの布の感じや木目調の作りが落ち着く感じがあって個人的には好みです。

こちらはJALの最新型A350-1000のシートですが横幅が更に広くなり扉がついて個室感が増しています。

カンタスもダブルベッドくらいのサイズのシートにするらしいので、今後はこういうタイプが増えていくかもしれないですね。

ちなみにエティハド航空のファーストクラスはアパートメントと呼ばれていて他とは一線を画した構造でした。

左手のソファをベッドにして寝ることができます。

奥に座席があります。

シート以外の設備面に違いはあるの?

基本はそこまで差がないのですが、いくつかの航空会社はちょっと特殊な空間があったりしました。

例えばカンタス航空だと、ビジネスと共通ですが飛行機内にラウンジが用意されています。

カタール航空もビジネスクラスと共同ですが、機内にラウンジ空間が用意されています。

そしてエミレーツ航空。

A380で運行しているエミレーツのファーストクラスはなんとシャワーが付いています。

実際に浴びることも可能。

ちなみにエティハド航空にもシャワールームが付いていました。

大きな違いがあるのはこれくらいかと思います。

快適シートと食事以外に見どころないの?

個人的に毎回気になっちゃうのはアメニティ関連ではないかなと思います。

ビジネスクラスに乗り出してから知ったのですが、上級クラスで搭乗すると(距離によりますが)ちょっといい入れ物に入ったアメニティをもらえたりします。

例えばANAだとグローブトロッターのポーチにTHE GINZAのスキンケア製品でした(今はエッティンガーになっている模様)。

スイスエアはBALLYです。

カタール航空はDiptyque

シンガポールエアはLALIQUE

そしてエミレーツに至ってはBVLGARIです。

エミレーツはその他にもモレスキンのメモ帳がもらえたり

お土産持ち帰り用のトートバッグが貰えたりと至れり尽くせりです。

ビジネスでもそうですが、こういった貰えるアメニティを集めるのも醍醐味の一つかなあと思っています。

あと余談ではありますが、大体パジャマを貰えます。

ラウンジとか寄ったほうがいいの?

ファーストクラスラウンジは概ねレストランぽいダイニングがあって、あとはそれぞれの個性にあったサービスが提供されているという感じです。

中にはステータスで入れるラウンジもありますが、ファーストクラスに実際に乗らないと入れないラウンジもあるので絶対体験しておくほうがおすすめです。

例えばシンガポール航空だとシンガポール航空のファーストクラスに乗らないと使えない設備(THE PRIVATE ROOM)があり、ここでは素敵なダイニングを楽しむことが可能です。

ロブスター入のラクサ

スイスエアのラウンジはホテルのような一部屋でフライトまで過ごすことができます。

ラウンジ内に部屋があります

カンタス航空のラウンジではスパでマッサージを受けることができます。

キャセイのラウンジに至ってはお風呂までついてます。

食事に関してはあまり差が出にくいですが個々のサービスには結構違いを感じるので、もしファーストクラス巡りをするのであればラウンジも積極的に寄ってみるのが良いかと思います。

いずれにしても気にしておきたいポイントとしては、搭乗する航空会社のホームグラウンドのラウンジに行くのが良い、という点ですね。

各航空会社ともホームグラウンドの空港には力の入ったラウンジを作っているので、航空会社とそのホームの空港を合わせるとより良い体験ができます。

で、結局どこのファーストクラスが一番いいの?

一番わかりやすくファーストクラスのゴージャス感を体験したいのであればエミレーツがいいかなと思います。

理由としてはとにかくシート周りがキンキラキンですし、大量のキャビアにドンペリが出てきて、お土産も大量に貰えてシャワーまで浴びられるという明らかに今までにないフライトサービスを受けられるからです。

距離が短いですがバンコクー香港路線だと10万円台で往復できるので、ファーストクラスにしてはお手軽に乗れるのも魅力的です。

世界一周航空券で乗れないのが残念ですが結構おすすめです。

個人的にもう一回乗りたいのはスイスエアですね。

とにかくクロックマダムが美味しくてもう一回食べたい。

ご飯の美味しさでいうとキャセイパシフィックもおすすめです。

やはり中華料理は美味しい。

日本人的にはJALかANAかと思いますが、その二択であればJALがおすすめです。

JALの方がラウンジが素敵&SALONという高級シャンパンが飲めます。あと森伊蔵が飲み放題です。

逆におすすめしない航空会社は?

間違いなくブリティッシュエアウェイズですね。

ファーストクラスとは思えない設備です。機会があってももう二度と乗らねえ。

次点でアメリカン、カンタスかなあ。

この3つはなんかファーストクラスって感じがあんまりしませんでした。

少なくとも最初に乗るとがっかり感がすごいと思うので別の航空会社使ったほうがいいです。

世界一周航空券でアライアンスを選ぶポイント

路線によりますがファーストクラスは片道だと100万円前後するので色々と乗って回りたいという場合には世界一周航空券がおすすめです。

世界一周航空券だと120~130万円前後で複数のファーストクラス路線に乗れて更に世界一周旅行までついてきます。オトクすぎる。

ワンワールドとスターアライアンスの2種類があるのですがそれぞれオススメポイントが異なります。

とにかくファーストクラスのフライトを楽しみたいのであればワンワールド

ワンワールド加盟航空会社はファーストクラス設定路線が多めなので、世界一周しつつとにかくファーストクラスに乗りまくりたい、という場合はワンワールドの世界一周航空券を発見するのがおすすめです。

うまく組み合わせれば7航空会社10便以上のファーストクラスに乗ることができます。

また、ファーストクラスでは無くなってしまいましたが、ルートを変えればマレーシア航空のビジネススイートに乗ることも可能です。

さらに、2025年6月30日に加盟予定のオマーン航空の旧ファーストクラスであるビジネススタジオも今後乗れるようになる(はずな)ので夢が広がります。

旅行も楽しみたいのであればスターアライアンス

スターアライアンスはファーストクラスを設定している航空会社がワンワールドよりも少ないですが、加盟している航空会社の数自体は25社とワンワールドの15社よりもかなり多いのが特徴です。

特に東南アジア・ヨーロッパ方面の路線が充実しているので、ファーストクラスにも乗るがメインは旅行!という方にはスターアライアンスの方がおすすめです。

ファーストクラスで世界2周してみた感想

お金持ちの世界をすごい堪能させてもらいました。

ビジネスクラスに乗ったときにビジネスクラス最高と思っていましたがやはり上には上がいるもんですね...。

実際移動観点でコスパを考えると全然ビジネスクラスに軍配が上がると思いますが、ラウンジや機内でのサービスを含めた前後の体験全体を見るとエンターテイメントとしてはファーストクラスもありだなあと思うようになりました。

まあ後半は慣れてきちゃってハイはいファーストクラスファーストクラスみたいな感覚で乗ってましたが笑

座席に関してやはりファーストクラスはいいなあとおもいつつ、いや、人が横になるんだったら本来アレくらいの空間が最低限必要なのでは?と言う気もします。

面積的にはせいぜい漫画喫茶のフラットシートよりやや狭いくらいですからね。

如何に空の上での坪単価が高いのかと思い知らされます。

色々ありましたがまたすぐファーストクラスで世界一周するかと言われるとそんな気はしませんが、もうしばらく経ってから、10年後くらいですかね、であればまたチャレンジしてみたいなと思っています。

次回はシンガポールエアのスイートクラスに乗ってみたいのでスターアライアンスかな。

まとめ

世界一周航空券でファーストクラスに乗ってみた感想についてまとめてみました。

憧れのファーストクラスにいっぱい乗れてひやまん的には大満足です。

これで心置きなく次回以降ビジネスクラスで世界一周できます笑

今はサラリーマンであまり長期の旅行は難しいわけですが、今後時間が取れたらまた世界一周航空券で色々ブラブラしてみたいとは思っております。

みなさまも予算と時間が許すのであれば、世界一周航空券を使ってみてはいかがでしょうか。

ではでわ。ごきげんよう!

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記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。「参考になった」「お疲れ様」という方がいらっしゃいましたら、チップ(100円~)大歓迎です。今後のモチベーションにつながります。

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